楽園喪失

脳と直結(徒歩1分)

嬉しかった話

コミティア130にサークル参加しました。

履歴を見たら前回出た東京コミティアは119(2017年)だったようです。

120は友人に委託していただいてました。

 

それからずっと北海道のイベントに出ていましたが、同人イベントに出ることに対して、金銭面その他で疲れてしまったことや、製本作業中は続きを描けないのももどかしくて、丁度旅行で東京に行く予定を立てていたので久しぶりに出て、直後の冬の北ティアにも出てしばらくイベントでの同人活動はやめようという感じでの参加でした。

 

結論から言うとすごく嬉しかったです。

ツイートしようかなと思ったのですがとても嬉しかったので日記にも残そうと思いました。

割と赤裸々なので不快に思われたら申し訳ありません。

 

開始直後に「東京で(当サークルを)みられるなんて」と仰ってくださった方、「どこかで見たことある気がするのですがwebで発表されていますか?」と聞いてくださった方、本を全種類購入してくださった方、全部の本をじっくり見て購入する本を決めてくださった方、スケブで地下鉄深夜の日雇を指定して好きだと言ってくださった方、ポスターを見て足をとめてくださった方々、皆さま本当にありがとうございました。(お話伺うのが下手で上手にお返事できなくてすみませんでした)

それだけでも驚いたのに、もっと驚いたのは、「webで見ている/見た気が」と仰ってくださったその皆さんが本も購入してくださったことです。

 

webで公開している本、また少しずつ更新して同人誌にするタイプの本というのは購入されにくくて、「応援しています」という言葉をいただいても(ありがとうございます!!)購入には繋がらなかったり「まとまってから買います」と仰ってくださったりするんですよね。

でも私はそういうものだと思っていて、何故なら、買わなくてもwebで見れるものにお金を出す、しかも話が溜まったらそれを再録するタイプのサークルならば不可欠ではないお金を2重で出さなければならず、それは結構難しいからです。万年金欠なので分かります。

金欠というか、自分も購入する側の時に「そこまでは良いかな…」と思う事はやはりありますのでとても分かるのですが、分かってはいてもお声かけ頂きながら購入には繋がらないと「力が至らなかったな…」と悔しい気持ちになることもあります。

 

だから今回めちゃくちゃ驚きました。

しかも今回は東京で、普段東京で出てるイベントも無いのにピクシブもしくはツイッターを見て来てくださったり思い出してくださったりしたというのが本当に嬉しくて、やって来て良かったなあと思いました。

あとは自惚れかもしれませんが、皆さんなんというかこう…なんか熱があって、本当に私の漫画を好きと思ってくださってるんだ!と思えたのが本当にありがたいです。

自分の漫画は大好きなのですが、それを第三者の誰かが楽しみにしてくれているかもという自信は全然無くて、ピクシブツイッターでコメントやスタンプを頂いたら都度都度嬉しいのですが卑屈なのでそのお楽しみはその人の人生にお邪魔するほどでは無かろう…と思いこんでいます…すみません…

双方に利益があるわけでもないのに面と向かって漫画を好きでいてくださっていること、覚えてくださっていること、しかもそれを伝えてくださったんだ!というのが本当に大きくて重たい人間で申し訳ないのですが本当に励みになりました。

創作漫画始めたのが2015年なのですが、4年間で初めて漠然と「発表を続けてきて良かったなあ…」とジンワリしました。

誰にも足を止めてもらえないとか、急にスペース布をめくられてスペースナンバーの確認をされるとか、隣のサークルさんのフォロワーさんのお喋り場所になるとか、そういうことばかり起きる同人イベントでマイナス感情がひとつも無かったのは今回が初めてです。

本当にありがとうございました。

スケブの方、会場でもお伺いいたしましたがスケブの絵、SNSでアップさせていただきますね。日雇を推してくださるの、本当に嬉しかったです。日雇は、診断創作ですが私が初めて漫画で動かすために作ったキャラクターです。

2020年は、イベントに出ない代わりに、「もしかして明日」を2~3か月に1話更新して、いつ頃か分かりませんがファンボックスで月一か隔月でセルフ漫画連載してみようかな~と思っています。

12月中に読み切りもひとつ描きたいのがあって今プロットしています。

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

 

上記がコミティアでスペースに来てくださった方々へ伝えたいことです。

以下書かなくて良い気もするなあという蛇足(するんか~~い)

 

言葉の悪い言い方なのですが、創作同人イベントではやっぱり正直「自分の作品を読んで欲しいから、創作友達が欲しいから褒めてくださっているんだな」と感じることがあります。その中で、私の漫画には興味が無いんだなとなんとなく分かってしまうこともあります。

webでもピクシブのDMで全然知らないジャンルの合同漫画の作画依頼とか偶にありますがツイッターではここ数年は私自身が危険物件気味なので無いです。ありがてえ…。

 

同人イベントでコメントや購入を頂いて嬉しいことは沢山あって、都度やった~~~~~~~~~~~!!!!!!!!とはなっているのですが(いつもありがとうございます!!)その場で頂いた言葉がこういう風に漠然と「やってきて良かったなあ」という感想に心からなることが今まで殆どありませんでした。先ほどの話題がイベント2回に対して1度くらいの頻度で感じるからかもしれません。卑屈すぎるのかな(確かに~?)

 

漫画を描くことが超好きなので、評価を凄く気にする割にはモチベーションにあまり繋がらないというか…褒めてもらったから描くぞ!みたいな感じにあんまりならないというか…。自分の漫画が好きすぎるので…。

大きいイベントのたびにツイッターでまわってくる、「イベントの原稿が辛くて辛くて漫画はもうしばらくいいや…となるけどイベント終わったら全て忘れてまた描きたくなってしまう」話、記憶の限りでは思ったことが無いの、謎の自信があります。ずっと楽しい~

良いものを作るためには苦痛もあった方が良いのかな、分からないけど個人的に趣味は楽しいのが一番だと思っているので…。

 

今回、「私の漫画には興味が無いんだな」と感じることが一度も無かったのが本当に救いでした。

いつかまた懐が元気になって、もっと良いものをたくさん描けたら出たいです。

漫画自体は超描きます。

 

LOVE…