楽園喪失

脳と直結(徒歩1分)

【FF14】暁月の事件屋途中まで感想

暁月の事件屋を始めたよ。


紅蓮までめちゃくちゃ面白かったから一気にやるの勿体ないよ~と思っていたが因果が溢れて溢れてしょうがないので次に因果が溢れるまで…ということで。
と、言いつつ面白くて2段階目の開放のところ(ガレマルドのルゲイエ撃破)まで進めてしまったのでそこまでの感想。

メインの暁月の感想も読み返すように残したいんだけど何せ本編自体ボリューミーだし言いたい事も多くてずっと二の足踏んでるんだけど7.0までにはなんとかしたい、本当に…。


各EDごとを1話扱いにして書いていきます。

※話が脱線しがちです。特にまだ日記にしていない漆黒や暁月のこと…。

 

■1話

ヒルディが地面に刺さってもなくピヨピヨもしてなくて驚いちゃったよ。
刺さってないヒルディを見た自機の絵↓

・噂に見かけたことはあったヒルディ観察の「決して誰かを傷つけることはない腕」を自分の目でも見て、これをヒカセンが観察して思ったっていう事がめちゃくちゃ良いよね。


・未明の間の賢人を見た時ってクルルさんタタルさん方やヒカセンもかなり精神にきてそうな感じのところ(RP的に第一世界に戻ってからの選択肢は皆には危険っていうのを隠す方にした)で、それと全く同じ症状をヒルディで見るの、解決方が分かりはしているものの光景として結構ダメージがデカそう。


・まだコエチカあるんだね、やった~。


・事件屋とは脱線だけどクリスタリウムの曲が凄く好きでテレポするたびにアア~イイ~になっちゃうな。
漆黒冒頭で第一世界に行って目覚めて、クリスタリウム行くまでの馴染みない風景と今までっぽくない曲を聞きながら歩き始めてSHADOW BRINGERS…てタイトルが出た時の、めちゃくちゃ感動した思い出も合わさってるんだろうな。

あそこってTomorrow and Tomorrowの冒頭だけが流れるんだけど、美しいながらも未知で不安な風景を説明なしにとりあえず歩く、という場面に大変合っていて本当に大好き。あの森でこの曲聴けるのも(多分)この時だけなのも良いよね。

漆黒って別の世界に行きましたよ、それを1つのパッチでやりますよ、って事だから、曲や風景が思いっきり今までの14ぽくない感じになっていて、受けた感激度合い的には新生の時に黒衣森から初めてクルザスにうっかり行ってしまった時や、蒼天で高地ドラヴァニア昼に入った時くらい感動した(個人的ものさし…)

あの冒頭本当に好きで、漆黒の全シーンの中で一番好きかもしれない。
他のシーンは結構漫画にしてるので消化出来ているだけかもしれないが…。
先に書いた漆黒の「別の世界に行きましたよ」っていうのがコンセプトだというのに被るんだけど、漆黒のフィールド曲と各エリアのマップはそれぞれが主役みたいなところがあるよね。無限に話そうなのでこれはまた別の機会で…。


・漆黒の時に絶対この後悲しいことになるじゃん泣と思ってたら旅立ったままその後登場しなかった彼らが出てきて驚いた。装備ちょっと良くなっててクスッとなった。
このあと出てくるベーグ=ラグやモーレンもそうだけど、今までの事件屋は専用のキャラとの話だったから、こういったメインで真面目な事やった仲のキャラと事件屋やれるのは嬉しいなと感じた。
もっと見たいなあとは思いつつも、冒険者の二人はともかく、流石にメインの重要キャラを事件屋ムーブさせると合わない人も多いとは思うので、これくらいが丁度良いんだろうね。


・バーレボール周辺、ナシュがいなかったらヒカセンがそのポジというか、ハチャメチャ事件屋やれるんだねって思ったけど、その後ソウルサイフォンをぶん投げるナシュを見てヒカセンはやれないだろうな…と思った。やっぱりナシュがいなきゃね。
(人に爆弾を投げるのこそメインではやらんだろという話ではあるが…?)
でもヒカセンが周りからエエ~ッて思われる側の事件屋やってる姿めちゃくちゃ好きなので大変嬉しい場面だった。

 

■2話

・ナシュが月のこと「お月様」ていうのカワイイね。


・オカルト記者から「暁の英雄でしたか」と言われるところ、事件屋で暁の英雄を指摘されるのって今まであった?あったのかもしれないけど英雄扱い自体されることそうそうないので新鮮に感じた。
そういえば紅蓮かどっかの時にも「ナシュってヒカセンの事を光の戦士だって知ってたんだね」って思った気がするな。


・ガレマルドのフィールド曲、ガレアン人にとっては誇りを思いだせる曲だった筈のこの曲が、この廃墟をバックに流れているという事としっとりした曲調も合わせてあのガレマルドが…という気持ちになる。
新生からずっとついてまわった帝国のあらゆる事や、紅蓮の我らが支配権とかも見てきてるわけだしね。

事件屋はいつもメインで重要だった場所をなぞるような感じにはなっているけど、暁月編は特にそんな感じがするのは、暁月が常に大一番だからというのもあるのかもしれないね。
紅蓮編は活動場所もクガネや紅玉海中心だったしね。
また脱線するけど、紅蓮編のラストのEDでヒカセンも当然のように踊りに参加するのあまりにも大好き。


・ナシュ、ギギを異端扱いしてたキールに反論していた時もそうだけど、オカルト記者がオミローや暁の事まで敵だと言い始めた時にナシュがいい加減にしてください!!て怒れる事がめちゃくちゃ好き。そういうところに鈍いわけではないんだよな、ナシュ…。
レポリットのところで「知り合いですか?」って聞かれて「全く知らない人です〜!」言っていたの笑っちゃった。


・色々な事があった月の揺り籠を見ながら「温泉が沸いてます~!ハハハあれは天然の青燐水ですぞ」っていう会話してるの和やかすぎて心がめちゃくちゃになった。事件屋のこういうところも本当に好き。
色んな事があったこの場所を、核心は何も知らずに触れずにいてくれる平穏みたいなものがある。


・1話のエピローグ?にしても楳図かずおのあの顔みたいにになるのは何なの?!2回も出てくるし…。大ウケした。
なんか筆文字の技名の表示といい、やりすぎが一層加速してて好き。

 

■3話

・コヨコヨが想像以上に知的生命体で少し未知への恐怖を感じた。

・衆園の森をコヨコヨと歩きながら、星の行方は分からないけど、宇宙には生きている知的生命体がいたんだな…と思いつつ、それに出会えなかったメーティオンや、パンデモで複雑な感情を持つ人々と語り合えなかったヘルメスの事を考えて、ちょっとしんみりしながらムービーを見ていたら紳士的なゾンビ―さんの服はメタリックだわ突然のマンドラーズ再登場でワーワーになり、さらには後ろからヒカセンがUFOに浮かされて運ばれてくるわでもうめちゃくちゃだよ~!!になった。
これだけメインのセンシティブな部分に触れているも同然なのにそれを一瞬全部吹き飛ばす力強さ…。


・ブラディヒルンドさんがめちゃくちゃ優秀な上に、ヒルディと違って思考演出も推理物のそれっぽいの用意されていて大変ウケた。
あと落ちていた鉄を盾にビームからヒカセンを守るの、オルシュファンのオマージュか!?になって無事で良かったよ…の気持ちになった。自機は脳裏によぎってかなりヒヤッとしたと思う。


・デリオンのオカルト雑誌のファンが帝国民にまでいるのは素直に凄い。エオルゼアの蛮神の儀式もオカルト的に興味あったんじゃないか。


・イベントバトル、ルゲイエがヒカセン指名だった事もあり、受注する前に「事件屋でヒカセンのイベントバトルが!?そうか、やっぱり最後はヒカセンが…というのはショックだけど指名だったもんな…暁月という事でそうなのかもな…」とか少しおセンチな気持ちでいたらヒルディパパ操作NPC戦で大歓喜しちゃった。
そうでなくっちゃあ~!
マンダヴィルスプリントのアイコンを見て期待した通りのスプリントが出るのも良かったし、ヒルディのセリフや何もしなさから「もしかしてこの頭割り一人で受けるんじゃないか!?」と思いパパ一人で受けてダメージが紙だったのが最も面白かった。

あとヒルディのバフ欄見てたら動きに合わせてちゃんとスプリントと踊り交互についてて細けぇ~!!となった。
踊ると回復するんですね、マンダヴィル家は…。

 

ルゲイエってメインでしっかり関係してる敵で、酷い目に遭った人が沢山いて、その上でヒカセンを標的にしてヒルディやナシュが誘拐されて…って、メインでヒカセン(自機が、かもしれない)が散々うんざりしてきた「自分の所為で周囲が被害に遭う」出来事なんだけど、この出来事にヒカセンの出番がなく、他の人に庇ってもらって何事もなかったり、「出番がなかった…」に対してパパに「あなたも激闘続きでは身体が保たないでしょう。たまには休むことも大切ですぞ!」って返されるのが凄く良かった。

 

■全体の事とマンダヴィルウェポン


・上の方でも言ったし気のせいかもしれないけど、暁月編、ルゲイエの事も含めなんかメインのヒカセンの精神的な部分にも皮一枚関わってる事が多い気がした。

 

・ラザハンもガレマルドも月も衆園の森も悲しい事がめちゃくちゃあって、全部メインで胸を痛めながら歯食いしばって進んできた場所なので、そういうところで愉快で傍迷惑な事が次々に起きては呑気に進んでいくことが、今はここでこういう時間も過ごせるんだと思って凄く感慨深かった。

メヴァンの即死を確認して、彼女らの赤ん坊を助けたあの池の柱を全部倒して、それをパパが直しました!やったね!っていうイベントにするの、きっちりわざわざ(制作時に)ここを選んで…!というのが悪趣味でもあるし、悲劇が起きた場所も日常として存在している場所だという事を感じられる場面でもあり、私たちは今を生きているんだなと思った。

衆園の森のあの辺、私は暁月で一番辛かったな。
この絶望の中、少しでも人を救いたいという状況で、既に名前が出ていた上にムービーでついその場で顔も出た人を次の瞬間にはもう護れなかったっていうのがかなりキツかった…。
人々にとっての真言の意味のくだりやマトシャの奮闘のところも本当に好き。
マトシャはヒカセンには詳細を言わなかったけど、プレイヤーの私としては、間一髪でエスティニアンとヴリトラが来てくれなかったらマトシャも助けられなかったかもしれなかった事実が心に残ってるよ。


・ギャグ属性にこれをいうのも無粋かもしれないけれど、ヒルディブランドは終末にも立ち会ってないし、脅威が起きた時にどうしてもかなわない、救えないっていう経験をしないで済んでるからこそ、人を過剰には疑わず、独特の紳士のままで人に寄り添い、都合よく勘違いをし、常に朗らかで優しく馬鹿馬鹿しく、切羽詰まった人達の心をほぐす事が出来ると思っていて、「強くも賢くもないけど、彼に出会って成り行きで背中を押された人や仲間達、あるいは偶然のピタゴラスイッチによってなんだかいい感じに解決する、あと本人が絶対死なない」っていう才能なので、最終的にはどうしても武力で解決するしかない事を武力で解決へ導いてきたヒカセンには絶対に辿り着けない境地で、めちゃくちゃ好きになっちゃうね。


・またまた脱線だけど「最終的には武力で解決するしかない事を武力で解決へ導いてきた」ヒカセンが(あの時点では)旅の終わりにゼノスと世界をかけたわけでもない武力の戦いをする事が大好き。
「なあ…『冒険者』よ。」なんだよな。
凄いよな~ゼノス…。
最近は「君は冒険者でもある」と、どこか冒険者がサブのような言い方もされる事があったところ(メインストーリーでの活動がほぼ英雄なのでそれはそう)を、既に英雄として戦ってたヒカセンが初対面なのに一介の冒険者に戻そうとしたんだよね。
自機の選択肢は「まったくその通りだ」にしました。

 

・マンダヴィルウェポンについては、メインに出て来たらバランス崩壊するようなつよつよのヒルディパパでも、終末には救いきれなかった人がいたのが衝撃だった。
誰かが強けりゃ祓えるわけじゃない現象だもんな。
こんなにトンデモパワーがあってもパパはヒカセン側というか、パパでもヒルディブランドにはなれなくて、終末での無力感を経験して次に前に進もうと思い至ったのが「最強の武器」というのも、武力でしか解決出来ない事があると知っている感じがして、凄く良かった。
まあパパは武力以外の持続可能な救済についても事業を行っていらっしゃいますが…。


ひとまず以上でございます。
2段階目まで作れるようになったから因果が溢れなくなって心に平穏が訪れた…。

続きも楽しみ!

 

これってスマイルトンのクリア後クエのムービーで意味深にカメラ引きになった顔の石だよね!?

この布石!?しかも意味がないという。
そういうところ本当に好き。