楽園喪失

脳と直結(徒歩1分)

新生が終わった若葉の絶叫

8/23ごろ、夏のセールも終わった時分、スプラトゥーン3の発売迄の繋ぎとしてどうですか、顔作るだけでも良いので…と薦めてもらいフリートライアルで始めたファイナルファンタジーXIVにあれよあれよとハマり、2週間後くらいに製品版にして昨日12/2新生を終えて蒼天入り致しました。

グリダニア槍で始めて、メインは戦士でモンクや裁縫師や園芸師その他をチョロチョロしています。

 

↓スクショや絵や漫画のまとめ

min.togetter.com

 

ナプリアレス戦をフレンドのお二人に手伝ってもらったところ「もし良かったらこのまま蒼天入るまで生の若葉の感想を聞かせてもらっても良いですか」と言って頂き、通話繋いでラストまでリアルタイム感想をお届けさせて頂いた…。

イシュガルド入国時

載せて良いか分からないので写真は省略するんだけど、到着したらTwitterを見て察してくださったフォロワーさんも門の前で入国待ちしてくださっててめちゃめちゃ驚いて嬉しかった…!

 

以下ネタバレあり
イカよろしく〜!(スプラ3新シーズンアプデめちゃ良かったですよね、愛そして愛よ)

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジで言ってる?ホント〜!!!!!!!!
ヤダァ〜ー〜〜〜ッッッッッッッッ
クリスタルブレイブの隊長が裏切るのとかアルフィノが崩れそうなのは丁寧に丁寧にこちらに伝えてくれてたから想像ついたけど(FF14の想像のつかせ方はめちゃくちゃ計画的なのでそれ以上の事をしてくるのが凄すぎる)、まさかクリブレ全体とは思わないじゃん、アルフィノもあんなにグニャグニャになっちゃってさ…オルシュファン良い奴だ…。
(刑期明けのアイツ、バスカロンに慈悲受けて私からも紹介してもらって何も反省してなかったの本当に許せないよ、一番許せないよ…)
人間のこと愛せないよ、各地で蛮神一気に召喚してエーテル使いきって全部滅ぼそうよ。

 

暁もさ、まさか賢人皆死ぬとは思わないじゃん、(ウリエンジェさん生きてて良かった、でも裏切るかもしれん、現時点で裏切ってないっぽいから良し)まだ一人一人の色々が描かれるのかと思ってた…。
でもヒカセンが皆と関わって知ってる全てが私の知る皆の全てなんだよなって思いました…。


ハァ…。


皆の過去なんか知らんでも皆の事が大好きだったし仲間だと思ってたんだよ俺は…。
俺は皆の、世界の希望なのかもしれないが俺個人の希望は皆だったんだよ〜。
ホーリーボルダー達は元気かい?

あとイダパパリモのターンが終わってヤシュトラとサンクレッドが任せとき!てなった時、まだ死ぬと思ってなかったんだよね。(灯りが消えた日を思い出したのがある)
イダの仮面とか今後外す描写あるのかな〜とか思いながらやっていた。

サンクレッドが「さよならだ、ミンフィリア」言って初めてアッ死ぬんだ…と思った…。

このスクショ見るのまだツラいんだけど~!
ここまでヤイヤイ言ったり祝賀会で英雄を持ち上げるオッサンの茶番とか騒いでたのに、あの離脱していく一連の流れ、ヤダすぎて一言も発せなかった…。

 

それでもミンフィリアだけ生かすんだと思って…思ってたのに…ハイデりんめ…!
ハイデリンがいたらムーンブリダも死ななかったじゃん…。

何言われたのか知らないけど、ミンフィリアも声聞くまで自分は生き残らなきゃ!と思ってたんじゃないの…?


なあヒカセンくん今後ハイデリンの事愛せるのか?
皆を盾にしてまで俺に価値があるのかよ〜ッ(最悪な事にあるらしい)
俺はタンクなんだぞ!!!!!

でもその希望はヒカセン自身からは見えないじゃん。

ヒカセンは皆の、世界の希望なら、ヒカセンが見る希望は今は霞ほども見えない、ただいつか自分が掴まねばならないエオルゼア救済の時しか残らないじゃん…。


ミンフィリアはアラミゴの出身で…っていう話がありましたね。
それも色々と私は想いを巡らせていたしいつも大変そうなミンフィリアには、たまには20代の娘らしく、愉快な日々を暮らして欲しいと思って…ハロウィンで楽しげな写真を撮ったりしたのに…。

 

そういう、経歴がハッキリ描かれたからこそとも思うんだけど、そういう全部が無くなっちゃったような気がして虚しくて悲しい…。
思えばラミンの「あの小さかったアシリアが…」も死亡フラグだったのかという気がするや。

あと英雄としての俺じゃなくて俺個人を凄く心配してくれたよな、
俺のこと好きだったよな?
ヤ・シュトラも俺のこと好きだったよな?採掘師の扮装超可愛かったよ…。(優しくされると人間をすぐ好きになるチョロいヒカセン、例:ミューヌ・イダ・ヤシュトラ・アリゼー・イルベルド(テメー!)・ラウバーン他)


暁そのものとしてヒカセンという灯は続いたから、皆の想いは成功なんだけど、でも皆という個人の人生はここで終わった訳じゃんか、それが悲しいしヒカセンもそれが辛いよな、
地下出て一度振り返った時の表情凄い細かかったもんな…。
世界なんか緩慢に滅ぼして俺と皆で楽しく暮らそうよ…。
カップの底が見えるまで、君の話を聞かせてよ…(大好きなミューヌ台詞)。

 

あ、このゲームこういう話なんだ、と思った…。
ヒカセンは暁の一員なのではなくて(思い返せば暁に協力する冒険者という始まりだったね)、ヒカセン自体が暁だったわけで…。

多分この先もずっとこのように、私へ希望を託して私のために人が死ぬ、私はその想いを全部抱えて現時点では着地点が不確かでも「エオルゼアの救済」に向けて走り続けなきゃいけないんだ…。
だって俺は世界の希望だから…。

 

 


ヤダ~~~~~~~~ッッッ俺は皆と対等の仲間や友達として一緒に戦って助け合っていきたいのに皆が俺に英雄を見る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あとこれは本当に中の人の私主観の感想で、リヴァイアサン後のクエで、ミンフィリアがヒカセンに「何度となく呼びかけに応え、戦ってくれたあなたに心から感謝しているの」と伝えた時、ミンフィリアの台詞的にヒカセンは「まだすべて解決したわけじゃない」と返して、それにミンフィリアは、それでも貴方の偉業やみんなの感謝は真実だと返してくれたけど、私はこのやり取りに壁というか寂しさを感じて…。

ヒカセンというか私が、蛮神自体は一人で倒したとはいえ、その大舞台に至る過程は沢山の人が関わっているしリヴァイアサンに至っては皆と現地手前までも行ったしで、皆で力を合わせて倒したと思ってたのに、その仲間だと思ってるその人から、貴方は英雄だよ、偉業だよと感謝されると「ち、違うじゃ~~~ん…」となったので自機にもそう思わそう…と思って今に至っている…し、結果的にそうだった…。
私がどんなに皆と共に歩みたくても、私は英雄だから独りなんだな…。

 

ここからヒカセンは英雄としての自分を自覚した人生が始まるし、アルフィノの物語も、初めてここから始まっていくんだな、と思いました。

ドラゴンヘッド着いた時のアルフィノ、あんなになっちゃって…。


首グニャンなってあんなか細いアルフィノの喋り初めて聞いてめちゃくちゃ可哀相になっちゃったよ。
オルシュファンに対して敬語になってるし…。
前に暖まらせてもらおうとした時はもっと偉そうだったよね?
あのシーン声出して笑っちゃった。
そしてタタルさんは強い娘、涙にじませて頂きました…。
オルシュファンめちゃくちゃイイ奴だった、サイゼリヤ店員さながらのカップ3つ持ちも自ら…!

 

この時のアルフィノの台詞で、「私の指示で人が動き、私の言葉が各国の政を左右する…。」というものがあったけど、多分、俺の存在もこれになっちゃってるんだよな、もう…。
この怖さはヒカセンも身に染みて感じてるだろうから、ここの励ましは、強大な力を持つわけではなく、自分の出来ることで皆を支えて来たタタルさんだからこそ出来たんだな…と思った。


私は最初アルフィノに完全性みたいなものを感じていたので、クリスタルブレイブ立ち上げてからのアルフィノの危うい部分が見え隠れしていたのをハラハラして見ていて、

※その時の様子↓

漫画も描いたんだけど(我ながらリアルタイムで描いといたの英断だったね)

※私はサンクレッドが内通者か!の時のエンタープライズでアルフィノが寝てたの見て「アルフィノって寝るんだ…」まで思った)

 

私がアルフィノに見ていたものは、多分ヒカセンをよく知らない人が偉業だけ見てヒカセンに英雄を見るのと同じような、「名門貴族で暁や政治の場でも発言力のある人」としての完全性だったんだな~て思った。
多分これってFF14にそう思わされていたんだけども。

最初のキャリッジでのツンとしたアルフィノ・アリゼーや追悼式典会場での私への語り、アリゼーに対して冷静なアルフィノの態度、灯りが消えた日後の私への叱咤で、私はアルフィノを自分より大人で凄い人だと認識したんだね~。
アリゼーはバハムートの話でニッコリしたんだけどそれはまた後日…。)

 

でも蛮族を吸収したアルテマウェポンのくだりで、アルフィノは驚いて立ち止まったところをシドに早よせい言われて駆け出してるんだよね。
あとアシエン・サンクレッドに気づけなかったのもアルフィノだし憤ってたし、だから、そういう影はあってクリブレでめちゃくちゃその事が気がかり~ってなった。

 

キャリッジと言えば、ウルダハから亡命する際のチョコボキャリッジの演出、めちゃくちゃ良かった、なんて素晴らしい演出なんだ…。

ゲーム開始の、本当に最初の、英雄でも救世主でも、何者でもなかった流れ者の新米冒険者の俺・俺になんか興味もないアルフィノ・冒険者になった動機を聞いてくれたブレモンダさんから、今は、英雄がために仲間を失いあらぬ罪で追われ希望を背負う俺、自責と後悔と絶望でグッタリするアルフィノ、再会を喜んでくれて励ましてくれるブレモンダさん、ゲームスタートから新生終了までの時の流れをこういう形で見せてくれるのアツすぎて歓喜しちゃった。

 

ああ、新生は暁の皆&俺じゃなくて、俺とアルフィノの物語なんだな…って思った。
(アルフィノに完全性を見ていたので、アルフィノが物語に関わる質量よりも、暁の皆の方が大きいのかと思っていた。完成されていないのは暁の皆ではなくて、アルフィノだったんだね。)

 

あとシド…!
サービスシドですねこれは。

ガルーダ向かう時に「シド!アルフィノ!俺~~~~!!!!」というツイートをしたのでここでまたシド・アルフィノ・俺になってウフフッ!と思いました。

 

で、ここからは新生全体での感想。

 

・リトルアラミゴで私が助けて、後にクリスタルブレイブに入ったウィルレット坊や、めちゃくちゃ思い入れがあったので、犠牲になった時ホントにやるせなかったよ、あんな前途ある若者がさ~…。
ジジイになんて報告したら良いんだ、ノラクシアの時とおんなじじゃんか、これは…。
俺が助けたことで縁が出来て、俺と働こうとしてくれたせいで死んだ…。

しかもウィルレットは死因の詳細も不明のまま看取る事も出来なかったし報告にもいけないし…。

ところでアラミゴとは別なんだけど、リオルは元気かい…。

 

・メインクエ「風霜にわかに」あたりで、ヒカセンに力がありすぎるばかりに、全てがヒカセンを中心にまわっていくのが本当に怖い、力ってなんだろう…という事を考えていた時に、丁度モンクのジョブクエを終えたのですが、あれも力や強さとは、という話で良かった。

「湯のようなスープをわけあう兄弟の前で、死人を抱いて助けを求める女性の前で、前に進めよという綺麗事を言えるのか」と問われた博士が「言わねばならんのだ」と、「戦史が語るように「力」ではなにも生まないという事に愚かな我々は気づくしかないのだ」と答えるところ、凄く良かった。
この博士が言うのが余計に沁みるよね。
「力を担う者は、偉大な世界と同じ重責を果たす義務がある」「未来を切り開く「力」を、どう使うかを学ぶべきだ」、そうだよなぁ…!!になって前に進んだ次第で…。

 

・ミューヌが大好きなんだけど、上の方にも書いた「カップの底が見えるまで、君の話を聞かせてよ」の台詞がお洒落すぎてたまらん~。
ミューヌは三国間移動が解放された時に、まだグリダニア内だけの英雄だった俺に「世界を見ておいで」と言ってくれたのがめちゃくちゃ好きで(他の国スタートでも同じ感じだと思うけど)、今も話しかけに行っちゃう。
今というかイシュガルド入った今は人間への憎しみでグリダニアに戻れていないんだけど…。

グリダニアは冒険者にも排他&排他だから、冒険者ギルドとして温かく迎えてくれるミューヌへの好感度が爆上がりするよね。

 

・アイメリク凄い良い人な上に改革を切に目指してるから今後裏切らないか不安なんだけど…。

ルキアさん好き!

 

・オルシュファン大好き、毎回ウケてるよ。イイ奴。
あと純粋に顔が美しすぎる…、この顔のエレゼンが好き説!

 

・イルベルドがロアユに説教してたアレ、多分ここは別陣営って解釈で良いんだよな…?と思ってるんだけどイルベルドの目指すものは何なんだ…今後も気になる。
あとここでロアユを見失った時に助けてくれたドマの忍びの人は信頼して良いのかい?!?!
見失った時は本当に見失ったのかい、本来は見失いもシナリオだったのかい、という気持ちが…。
クスタルブレイブの部下たちはいつから寝返ってたのか、制服渡す時はまだ烏合の衆だったのか、それも問い詰めたいよ…。
そしてローレンティスは多分どこ行っても裏切るから早めに処分した方が良いのでは。
エオルゼア小早川秀秋…。
でもFF14本当にそういう展開にしそうだから現実すぎて怖いよ~~~…なるね…。

 

・拠点が砂の家→石の家になった時、「あ~!だから砂の家にはエーテライトが無かったんだね、こんな悲しいイベントを用意してさ…」と思って、最後までとは行かなくてもしばらくの住処なのかと心機一転したのに、こんな短い間だとは思わないじゃんね…。

ドラゴンヘッドで応接室がロードで入る式になった時、アッ!!ここで何かあるんでしょう!!!!と先輩ヒカセンに言った時煮え切らない反応だったんだよな~~ッそりゃそうよ!

応接室が砂の家BGMになって、イシュガルド移動してオルシュファンの実家も砂の家BGMで拠点になって分かっちゃったもんネ!
ヒカセンが今後どこにも長く留まれないって事が…。
俺がいるところが暁、オッケー~…。

 

・なんと言ってもレベル1からの思い出なので、もっと色々あるんだけど、新生終盤の衝撃が強すぎて全部英雄とは…になっちゃうので今回はこの辺で。

ヒカセンは世界っていう馬鹿デカいもの背負っていくから、一人一人の個人などは見ない方が絶対良いのに、それでも人を愛しているから、また毎回喜んだり悲しんだりするんだろうな。

でも、この感情だけは決して忘れてはならないことだと思うのよ…。
そうでしょ、ミンフィリア…。